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桂吉朝一門会 夜の部

桂吉朝一門会 夜の部
深川江戸資料館
夜17時開演

「子ほめ」 弥太郎
「くっしゃみ講釈」 佐ん吉
「肝つぶし」 吉弥
「本能寺」 しん吉
「地獄八景亡者戯 ディレクターズカット版」 吉朝一門


昼の部が終わったのが16時15分。17時には夜の部が開始です!!
というわけで、ダッシュでコンビニへ行っておにぎりなどを購入。
腹ごしらえをすればすぐに午後の部スタートです。

明らかに駆け足の午後の部。
ほとんどマクラなしでネタに入りましたね。
21時半の最終の新幹線に乗るために・・・
ちなみに8割ぐらいのお客さんが昼夜ぶっ通しだったようです。


「子ほめ」 弥太郎
前に万蔵家の狂言で見た?と思っていたら、落語から起こした狂言なんだそうです。へー。
ただ酒を飲めると思って「酒飲ませろー」やってきた八五郎に、「そんな態度のやつに誰が酒をおごってやるか!」と言って人のほめ方を教えます。
それを聞いた八五郎はさっそく近所の子供が産まれた家に行って子供を褒めますが、どれもこれもトンチンカンな褒め方で・・・

もうこんなアホに何教えても無駄なんじゃ・・・というぐらいにアホです。このひと。
でも、素直に思った感想が一番素直で「その言葉で酒飲ます!もう何もいうな!」といってくれてるのに「まてまて、今イイコト言うから」なんつってトンチンカンを繰り返す、と。

弥太郎さんは孫弟子だそうですよ。吉弥さんのお弟子さんだそうだ。


「くっしゃみ講釈」 佐ん
あれ。これまた全然覚えていない・・。
さすがに連続で聞き続けるのは厳しいですねぇ。おなかも一杯だし・・・ごめんなさい・・・


「肝つぶし」 吉弥
夢に見た女性への恋の病で死にそうな恩人の息子のために、年月の揃った年に生まれた女の生き肝を食べさせると治るという話を思い出し、しかも自分の妹がそれにあたることに思い当たります。
恩人のためだ・・・!と寝ている妹に包丁を振り上げたところで妹が目を覚まし「肝を潰したわ」と言われ、「肝、潰れてしもうたか」みたいなオチ。

いやー、結構暗い怖いお話ですね。
最初の夢の女性に恋している人とのお話は楽しいのにー。最後の展開は「冗談じゃなくて?」と思ってしまった。


「本能寺」 しん吉
1つの舞台としてみてください、とのことでした。
ほうほう。ちょっと記憶が薄く・・・寝てた?
マクラで青田の説明をしていて、最後のオチも舞台にイナゴが大量に出てきて「何でこんなに大量にイナゴが!」「客が青田だからだろ」でサゲ。
青田って芝居用語でただ見客のことなんだそうです。なるほどー。って後から調べ。


「地獄八景亡者戯 ディレクターズカット版」 吉朝一門
今回は軽業師が死ぬ場面から始まります。これっていろんなバージョンがあるのか長いからカットしているのか。
お金持ち辺りからは昼の部とほぼ同じ。

あさ吉さんとよね吉さんの閻魔と赤鬼が出てきてまた1芸チャンス!ちなみに閻魔の首には鉦がかかっていて、地獄だと「カーン」と鳴らして、天国だとにぎやかに鳴らすそうな。

1組目:しん吉さん急須演奏(なにこれー!)
2組目:桂吉の丞と佐ん吉のあした順子・ひろし(昼とほぼ同じ)
3組目:佐ん吉さんの剣玉準初段披露(地味だ!)
4組目:出囃子紹介を一門(吉坊さんが三味線であとそれぞれ。巧いもんだな)

最後、吉弥さんが「閻魔と赤鬼もなんかやれよー」と言って、観客席からお題をもらって3人で即席漫才。
「吉朝」 「肥満児」 「ポトフ」
「肥満児でーす!でぶでぶでぶ」というズルイ使い方をしながらも、なかなか面白かった!
最後自分で鉦をジャンジャン鳴らして「天国行き」で突っ込まれて「地獄の沙汰もカネ次第」というオチで終了!


終演はキッチリ20時。
それから飲み屋を探して歩くも全然なーい!!!ビックリ。
散々歩いてバーミヤンを見つける。
超急いで食べて食べて飲んで飲んでしゃべってしゃべって!帰るー。
いやー、ぎゅっと詰まった面白い一日でした。

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