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桂吉朝一門会 昼の部

桂吉朝一門会 昼の部
深川江戸資料館
昼13時開演

「強情」 吉の丞
「ちはやふる」 よね吉
「おごろもち盗人」 あさ吉
「浮かれの屑より」 吉坊
「地獄八景亡者戯 劇場版」 吉朝一門


清澄白河の駅出たところで迷子になる。
住所的には深川なんですね。よくお江戸の小説で出てくるところ・・・早めに行ってお散歩したいなーと思っていたものの、連日呑み続きで起きられるわけなし。

さてさて、お米とお豆腐で小佐田さんが宣伝されたのでまたもや酔っ払った勢いで行く事にしちゃったのでした。
しかも、前に繁昌亭で見た吉坊さんとちりとてちんの吉弥さんが昼夜分かれていて、悩んだ末に欲張って昼夜ハシゴ。

観客席は若い方が多かったです。
これってどういう人たちなのかしら。純粋にこの一門のファン?


「強情」 吉の丞
これ、面白かった!
強情な人たちが沢山登場するお話です。
色んな強情なやり取りが続いた後、息子に牛肉を買いに行かせますがなかなか戻ってこないため様子を見にいってみると、道の真ん中で人と向かい合っている息子を発見。「どうした!」というと「ここで道を譲ったら負けたことになる!」と息子。「よし分かった俺が変わってやるからお前は肉を買いに行け!」というオチ。あはは。

吉の丞さんは顔は怖いけどおどけた時の顔がとても可笑しい!


「ちはやふる」 よね吉
ち、ちょっと落ちてしまいました。
今内容を調べると結構面白そうだったのにー。


「おごろもち盗人」 あさ吉
おごろもち盗人というのは、玄関先から穴を掘って、内側から鍵を外して忍び込むドロボウのことを言うそうです。そんなドロボウが家人に見つかって手を縛られてしまいます。
外から見たら玄関先に寝ている人、ですね。そこに通りかかった同じくお金のない人。彼にドロボウは「がま口からナイフを取ってくれ」とお願いします。が、その人はそのお金を持ってすたこらさっさ!ドロボウが「ドロボー!」と叫んで終わる。

下から穴掘って手を入れてかんぬきまで届くんだろうか?どういう状態なんだろうか。私が想像したものは合っているのだろうかー!!!あ、つっかえ棒だったら手が届くかも。
割とあっさりとしたお話でした。


「浮かれの屑より」 吉坊
居候に屑より(ゴミの分別?)の仕事を紹介するとその作業場の隣が稽古屋でそこから聴こえてくる三味線の音につられて踊りだして・・・仕事になりません。
歌舞伎の演目が沢山出てきて、「娘道成寺」だけ覚えているのですが、井戸の周りをぴょんぴょんとはねている様をみて、歌舞伎を思い出したのでした。
これってスゴイ演目だなー。技術がないとできないですよね。

前に見たときはあの童顔で「天神」かなんかで子供が出てくる演目だったので、イメージが子供な感じの人、となっていましたが、今日はもうそんな失礼なことは思えませんよ。


「地獄八景亡者戯 劇場版」 吉朝一門
これが噂の・・・!
一門の人たちがリレー形式に語っていきます。

鯖に当たって死んだ男があの世でご隠居と再会します。二人で話していますが、そこへよね吉さんが来たので「あいつキライなんだよ」と言いながら二人は立ち去ります。
よね吉さんは・・お金持ちがこの世は遊びつくしたので「あの世」でも行ってみるかと、太鼓持ちや取り巻き達を連れて地獄へやってきました。どうやって死ぬ?なんて話した結果、フグが良かろう、と、フグにフグを買いにやりまして、 フグに料理して、フグ食べて、フグ当たってフグ冥土へやってきました。ってこのフグのトコだけ知ってて、コレが聞きたかった私。満足。

さて、その後、閻魔大王さまの前に出て、一芸を披露してウケた人は天国に行けるようです。
閻魔大王があさ吉さん、赤鬼がよね吉さん。
1組目:しん吉さんで電車のものまね
2組目:佐ん吉さんと吉の丞さんであした順子・ヒロシの漫才
3組目:吉坊さんと吉弥さんによる黄味いとしこいし師匠の物真似漫才

結局全員地獄行きが確定して、落語に戻ります。
この後地獄に落ちた4人は、鬼に煮えたぎる釜にように命じられ、
山伏がお湯を適温にして温泉気分で喜び、
針山へ登れと言われれば、軽業師が他の3人を肩と頭に乗せてヒョイヒョイと登ってしまい、
最後大鬼に飲み込まれたところヤブ医者が活躍しおなかの中で大暴れ。
最後、大鬼が大王を飲み込もうとするところでオチ。大黄って腹下しのお薬だそうで、そことかかってるとか。

終わってみれば16時15分。
45分後には夜の部が始まりますよ・・・

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