壽 初春大歌舞伎・昼の部
2012年1月14日
11時開演
新橋演舞場
一、相生獅子
姫:魁春
姫:芝雀
祇園祭礼信仰記
二、金閣寺
此下東吉実は真柴久吉:梅玉
雪姫:菊之助
十河軍平実は佐藤正清:錦之助
松永鬼藤太:松江
狩野之介直信:歌六
慶寿院尼:東蔵
松永大膳:三津五郎
盲長屋梅加賀鳶
三、加賀鳶
本郷木戸前勢揃いより
赤門捕物まで
天神町梅吉/竹垣道玄:菊五郎
女按摩お兼:時蔵
春木町巳之助:三津五郎
魁勇次:又五郎
虎屋竹五郎:錦之助
昼ッ子尾之吉:菊之助
磐石石松:松江
数珠玉房吉:亀三郎
御守殿門次:亀寿
金助町兼五郎:松也
お朝:梅枝
妻恋音吉:権十郎
天狗杉松:秀調
御神輿弥太郎:團蔵
道玄女房おせつ:東蔵
伊勢屋与兵衛:彦三郎
雷五郎次:左團次
日蔭町松蔵:吉右衛門
まさかのかぶりつき席です。
間近で見れて嬉しい反面、ジロジロ見たらいけないような気もするのでした・・・。
一、相生獅子
石橋物の中で一番古いものだそうです。
二人の姫に獅子の精霊が宿り踊り出すのでした。
振袖に獅子の頭ってスゴイ組み合わせですよね・・・。
鮮やかで華やかで。毛振りもあって、お正月っぽい演目でした。
しかし、ピタっと止まるべきところがふらついていてちょっとドキドキ。
二人の着物の柄も襖などの柄も全て牡丹です。獅子になってからは牡丹の花も登場します。
獅子身中の虫という言葉もあるように、獅子はお腹の中に虫がいてその虫が暴れると命も危うくなるそうで、その虫を抑えるには牡丹の花にたまる夜露が必要なんだそうです。だから獅子は牡丹の近くにいると休まるんだそうだ。
だから牡丹だったのね。
二、金閣寺
菊之助さん演じる雪姫は歌舞伎の「三姫」の1つなんだそうです。夫がいるのと行動的なのが特徴なんだとか。
縛られている時間が長いのですが、もうにおい立つような女の色香がするのよー。大膳が夢中になるのも納得。桜の花びらが散るシーンはもう圧巻です。あとで拾ったけどちゃんと花びらの形しているの・・・。ラブリー。
あと大膳の三津五郎さんが良かった!すごく大きく見えたし別の人のようでした。
どちらかというといつも身軽なイメージなのですが、ドーンとした悪者っぷりでした。しかも大物ね。
錦之助さんの男前にもやられました。端正・・・!
大膳は、将軍足利義輝を殺害しその母を屋敷の2階に幽閉し、さらに絵師狩野直信を捕らえ、その妻である雪姫を我がものにしようとしています。そこに真柴久吉が敵方から寝返ったかのように見せかけて大膳の手下に志願し、最終的に将軍の母を助け雪姫も狩野も救うのでした。
三、加賀鳶
鳶たちが花道にずらっと並んで名乗りを挙げます!威勢が良くて粋でカッコいいなぁ!
菊之助さんとか主役を張るような人たちまでちゃんと出ているのが贅沢だわぁ。はぁ〜。
ケンカだケンカだ!となって、親分が収めるように言いますがみんな言うことを聞きません。すると「分かった!俺を殺していけ!」となるわけだ。カッコいい・・・
次の幕ででガラリとお話は変わります。
菊五郎さん演じる道玄は超悪人です。按摩のフリをして人を殺してお金を奪い、自分の妻でさえも殴る蹴るの縛るの、しかも姪っ子も売り払おうとしますからね!・・・いやー、なんてやつだ!
道玄の相棒である時蔵演じるお兼も寂れた悪い女っぷりがまた良かった。カスカスしてた。
「赤門捕物」は今の東大の赤門のことなんだそうだ。
そこで暗闇の中で道玄が追い詰められていくわけですが、とぼけた顔と動きでかなり笑わせていただきました。
このシーンは憎めない感じでしたが、他のシーンはかなり嫌なヤツでしたけど!
いやー。満足。
でも、なんだか浅草や中村座に比べると地味なイメージ。何故だろう。
終演後はまたもや楽しくてイッパイやっちゃうのでした。












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